やりたいことを見つけるには

冬になると、自分がピアノを始めたことを思い出します。

高校三年生だった2003年から始めたので、
ピアノ歴も11年になりました。

当時は、やりたいことがありませんでした。

漠然とした将来に不安を抱きながら、
とりあえず用意された社会のレールに乗り、
時が来たら就くべくして何かの職に就く。

一般的と表現していいのか分かりませんが、
そんな人生をぼんやりと描きつつ、でも、
このままでいいのだろうかと葛藤していました。

その時に衝動で始めたのがピアノです。

思えば、私は子どもの頃からテレビゲーム大好きっ子でした。

ピアノを始める前までで夢中になれたものといったら
テレビゲーム一択です。

何がそんなに楽しかったのか。

色々ありますが、ピックアップすると、
「コントローラーで操作をしてキャラクターが動くこと」
「努力したことに比例した結果が出ること」
などが思い浮かびます。

何だか、楽器と感覚が近い。

衝動で始めたピアノですが、
自分の適性を考えると、楽器は合っていました。

また、私は感情表現が苦手なので、
音で表現できる楽器というものに魅せられていったんだと思います。
よく考えたら、周りの音楽仲間もゲーム好きが多い気がします。

実際にピアノを弾いている時は、夢中になれました。
テレビゲーム以上に夢中になれたので、感動したのを覚えています。

こんなに楽しいことを仕事にできたら幸せだろうなと思った時、
私はやりたいことを見つけました。

それからは、食事、風呂、歯磨き、ピアノといった感じで
生活の一部として組み込まれていきます。

本当にやりたいことを見つけてしまうと、
それに動機付けは必要無いんですよね。

好きなことだから自然にやっているし、
他人からは努力と評価されるようなことでも、
本人としては、ただ楽しんでやった結果なだけで。

ここで、ようやくタイトル回収ですが、
やりたいことを見つけるには、まずは自己分析なんだと思います。
自分の適性を知るということです。

私はインドアで、引きこもって作業するのが全然苦じゃないですし、
職人的な仕事に魅力を感じていたので、最適化されて今に至ります。

サラリーマン時代はプログラムを組んだりとデスクワークが中心でしたが、
楽しかったです。じゃあ何で辞めたのかというと…長くなるので割愛。
また、こうやって考えながら文章にする作業も好きだったりします。

次に、やれることは片っ端から試します。
時間や費用の問題もあり、現実的じゃないかもしれませんが、
とにかくやらないと分からないんですよね。

私も、ピアノを始めるのは世間では遅い方ですし、
独学だと限界があるんじゃないか、など色々と頭をよぎりましたが、
とりあえずやってみようと決めて始めました。

ちなみに、ギター、バイオリンを弾くこと、
絵を描くことについては、試した結果難しいことが分かりました…

どんなことでも、時間を掛ければ形になっていくとは思うのですが、
ピアノという比較材料があったので、これは時間が掛かりそうだなと…

あとはタイミングです。

私の場合は、進路を考えるというタイミングで行動して、
やりたいことを見つけました。

また、会社を辞めるタイミングも来るべくして来たんだと思っています。
辞めたことに後悔はありません。

タイミングに正解はありませんが、
やりたいことを探しながら周りにアンテナを張っていると、
見つかる確率も高くなるのかなと考えています。

私のやりたいことは音楽という特殊なものでしたが、
色んな形があるはずですし、そういった意味では
自ずと見つかるものなのではないでしょうか。